木工房 宗太郎のバナー

工具・治具(Moku-koubou Soutarou)

最終更新日:2006-03-25


鎬鑿(しのぎのみ)・・・2005-09-06

  

 刃の断面が、ほぼ二等辺三角形をした鑿で、鋭角の入隅などを加工するのに使用するための鑿。
 千切(ちぎり)を埋めるための穴を掘るためには、必需品。

 刃の断面が、小端の立ちあがりがあり、五角形(ホームベース形)に近いものも多いが、小端の立ちあがりがあると、鋭角の入隅などを加工がやりにくい。
 写真の鑿も、形状が悪く、使いにくかったため、グラインダーで加工し、ほぼ二等辺三角形の形として使っている。

 なお、小端の立ちあがりのない、二等辺三角形断面の鎬鑿を
木の工房 花みずき 殿のもうひとつのサイト 曼陀羅屋 で取り扱われているので、必要な方は、購入されてはいかがでしょう。

 銘は、不明。
 柄の材は、赤樫。


【別名:埋木鑿(うめきのみ)、蟻鑿(ありのみ)】


*******以下、2006-03-25追記*******
  

 この鎬鑿は、以前、家具職人をされていた方が、鍛冶屋に、特注で作らせた特殊なものである。
(好意で譲り受けた。)

 一般的な鎬鑿は、突き鑿の形状であるが、この鑿は、叩き鑿として作られているため、冠(かむり)があり、刃表以外の形状は、全て、それ(叩き鑿)に準じている。
(私は、叩いて使う気はないので、冠は、仕込んでいない。)

 やはり、小端の立ちあがりがあり、鋭角の入隅などを加工がやりにくいため、
グラインダーで加工し、五角形ではあるが、鋭角となる様に加工した。

 刃幅は、18mm(6分)であり、出来るなら二枚裏が望ましいが、残念ながら、一枚裏である。
(三枚裏、二枚裏、一枚裏については、
追入鑿を参照。)


 銘は、不明。
(”武”の様な刻印が、見うけられる。)

 柄の材は、グミ。

*******以上、2006-03-25追記*******


Since 2003-05-25 Moku-koubou Soutarou