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箱物(Moku-koubou Soutarou)

最終更新日:2015-03-15


薬箪笥・・・2006-10-16
 薬箪笥
 
 宗太郎の作る箱物のサンプル、及び、工房で使用を目的として、製作した一品。 
作品名 薬箪笥
材料 本体・・・欅(ケヤキ)
引出前板:下表参照方。
内材(引出の側板・向板・底板):アユース台檜ジョンコン
寸法(mm)  W × D × H = 565 × 200 × 895
重量(実測) 36 kg
塗装 オイルフィニッシュ
価格(参考) 非売品
¥660,000(税抜き)・・・引出し前板が、全て欅材の場合。


引出前板:

欅(ケヤキ) 楢(ナラ) 椈(ブナ) 楠(タブノキ) 真樺(マカバ)
樟(クス) 雑樺(ザツカバ) 栴檀(センダン) 栓(セン) 楡(ニレ)
紅紫檀(ベニシタン) 栗(クリ) 紅葉(モミジ) 白樫(シラガシ) 赤樫(アカガシ)
(キハダ) 玄圃梨(ケンポナシ) タモ 柿(カキ) 胡桃(クルミ)
ブラックチェリー ホワイトオーク ブラックウォルナット ビーチ ブビンガ
アピトン カランタス ペンシル タウン アサダ
メイプル プラム(Plumb) 洋梨(Pear) アカシア シルキーバーチ
バーケラ アップル(Apple) 失里桜(シウリザクラ) 山桜(ヤマザクラ) 榎(エノキ)

【以下、詳細】

 40個ある引出の前板の樹種をすべて違う樹種とし、樹種の違いによる色合いの違い、表情の違いなどを見た頂ける様にしました。
(中には、滅多に入手出来ない珍しい材も、含まれています。)


 本体は、全て
欅(ケヤキ)材の板建て構造で、四隅の組手は、あられ組みとしています。

 あられ組みとは、”組み手の数が幾つ以上を言う”という定義と、”板厚よりホゾの幅が狭いもの”という定義がある様ですが、当方では、”ホゾの幅が、板厚と同等、または、それ以下で、組み手の数が、7枚以上”・・・という様な考えで、とらえています。


 裏面は、40枚の裏板を、小穴と押え板により、伸縮出切る様に取り付け、同じ樹種(
)であっても、色合い・表情に幅があること見て頂ける様にしています。


 引出の組手についても、宗太郎の標準的構造を見ていただけるものとしています。
(蟻形組手)



 ”薬箪笥”という呼び名は、この手の数の多い引出を有する箪笥の通称で、その昔、種類の多い漢方薬を引出毎に分けて納め、必要なときに取りだし、調合するために使われていた箪笥より、来ています。

 いろいろな小物などを整理するのに非常に便利な箪笥ですが、その引出しの数の多さにより、製作工数が係り、製品価格が高くなる事が難点と言えます。


【検索キーワード】
無垢の木・板立て(いただて、板建て、板組)・腰板・箱物・指物・枚数組・抽斗


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