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机・卓(Moku-koubou Soutarou)

最終更新日:2015-03-16


飾り棚 兼 座卓・・・2005-07-23

 普段は、飾り棚(違い棚)として使え、ひとが集まった時には、座卓として使える無垢板耳付き材の”飾り棚兼座卓”です。
作品名 飾り棚 兼 座卓
材料 天板・・・楠(タブノキ)・・・宮崎産の赤タブ
脚・・・
楢(なら)
寸法(mm)  W × D × H = 1800 × 900 × 350・・・座卓時
W × D × H = 2700 × 450 × 400・・・飾り棚時
塗装 オイルフィニッシュ(チークオイル+ウレタン)
価格(参考) ¥283,000(税抜き)
注:耳付の一枚板は、時価に近いところがありますので、製品の価格も幅があるとお考え下さい

【以下、詳細】
 小倉のK様よりご相談を頂き、製作した一品。
 
 数種の脚を用意し、それらを付け替えて飾り棚にしたり座卓にするのでは、付け替え作業が大変なことと、普段使っていない部品(脚)が行方不明になったりする可能性があるため、5枚組の箱4個の向きを変え置き、その上に、天板を置く事により、飾り棚にも、座卓にもなる様にしました。

 天板の木材は、数種の材のご提案をさせていただき、その中より、
小人数向け酒卓と同じ楠(タブノキ)を選んでいただきました。

 天板は、70mm厚超の両耳付き材2枚をそれぞれ、50mm厚まで削り、片耳付きとして使用しました。

 一般に、木材の欠陥と言われる・・・節(節)、割れ(われ)、入り皮(いりかわ)、虫食い(むしくい)、変色(へんしょく)・・・や、交錯木理(杢)、そして、宗太郎の技などがが相俟って、無垢の木の卓らしさを醸し出す素敵な一品に仕上がっています。
(納品時には、お客様より”思っていたより奇麗、良い。嬉しい。”というお言葉を頂き、作り手冥利に尽きる喜びを感じると共に、ハリモノとは違う、無垢の木の美しさ、味、ぬくもりをもっと多くの方に感じていただきたいな〜と思う瞬間でした。)


 節(フシ)の周りには、美しい交錯木理がでています。


 これも、交錯木理です。


 これは入り皮(いりかわ)で、木の表皮の一部が、木材の内部に巻き込まれた場合に見られるものです。
 入り皮そのものも、素敵な表情をみせてくれますが、その周りも、奇麗な色合いや杢を見せてくれます。


 割れ(われ)の個所には、千切り(ちぎり)を入れることにより、割れの広がりを防止します。


 千切りは、必要に応じ、裏面にも入れます。


 木口(こぐち)は、丸鑿(まるのみ)による”名栗仕上げ(なぐりしあげ)”とすることにより、耳付き材の自然な表情を邪魔しない様にしてあります。

 また、小さなお孫さんが来られることが多いとのことでしたので、角は出来るだけ大きく丸め、お孫さんがぶつかっても怪我をし難い様に配慮してあります。


 天板には、3個所ずつ(計6本)の反り止め(吸付き桟)を入れ、これが、脚(5枚組みの箱)の位置決めにもなる様にしてあります。
 


【検索キーワード】
無垢の木・木の座卓・板立て(いただて、板建て、板組)・脚物・指物・角ホゾ・一枚板・耳付き・吸付き桟・枚数組・千切り・箱脚・名栗仕上げ


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