木工房 宗太郎のバナー 

机・卓(Moku-koubou Soutarou)

最終更新日:2015-03-16


ノックダウン式学習机・・・2006-02-21
ノックダウン式学習机  
 以前、”
優しい曲線のスツールU”をご注文いただき、お納めした東京のI殿より、追加注文としてご依頼され、製作した一品です。
作品名 ノックダウン式学習机
材料 主板・・・楢(なら)
引出し底板:
シナ合板
寸法(mm)  W × D × H = 800 × 500 × 730
(推奨椅子座面高さ:430mm)
塗装 オイルフィニッシュ(チークオイル+ウレタン)
価格(参考) ¥155,000(税抜き)
外形図 

【以下、詳細】
 ”シンプルな学習机”をベースに、ご指定の寸法+分解可能(ノックダウン式)というご要望でしたので、新たにデザインさせていただきました。

 吸付き桟方式の天板部と、框(かまち)組みした2セットの左右の脚と、それらを繋ぐ足掛け桟をそれぞれジョイントボルトで結合するという構造を採用し、分解可能な様にしました。
(”
シンプルな学習机 ”は、幕板駒止め方式です。)


 吸付き桟の蟻溝は、前後ともに貫通としています。

 一般的には、貫通にしないものや、埋め木を施すという考え方が多い様ですが、木工房宗太郎では、貫通とすることを基本としています。

 これは、吸付き桟の本来の目的・・・板(この机の場合、天板)の反りを押さえるということを重視するためであります。
(不貫通や、埋め木の場合、板(天板)の端まで、吸付き桟を伸ばせない。)


 また、蟻溝を隠さなくてはいけないという考えに、疑問を持っています。
 上の写真の様に、面の処理を確実(きちんと)に行えば、危険性は無く、また、美しい(意匠的)と私は考えます。

  
 引出しは、吸付き桟に取付けたスラセによる吊り下げ式としており、大きなサイズの引出となっています。


 引出の構造としては、全面を
楢(なら)材の三枚組とし、箱としての強度を確保しています。
(箱物の場合、側面、背面、下面が隠れるため、前板以外には、柔らかく、吸湿性の高い材を使用するため、構造的にも、少し異なる。)


 引出の底板は、実用性を考慮し、清潔感のある
シナ合板とし、汚れたり、傷ついた場合に、交換可能な様に配慮しています。


 天板は、
楢(なら)の4枚の厚板を雇いホゾにより矧ぎ合わせています。
(全て、柾目板。)

 天板サイズは、お客様の指示により、800×500としています。
(標準的には、日本工業規格(旧JIS)の事務用家具机類の主要寸法に準拠し製作しますので、平机Bで910×610、平机Aで、1060×730です。)


 脚の框(かまち)組のホゾは、より強固なものとしています。
(上桟は、4枚(2段2列)小根(コネ)付きホゾ。下桟(貫)は、2枚(2段)小根(コネ)付きホゾ。)

 これは、机をノックダウン式(分解式)としたためであり、この場合、脚単体での強度も必要となることに合わせ、机の分解組立時に、机を転倒するため、その時の脚に係る荷重条件が過酷なものとなるためです。




【検索キーワード】
無垢の木・木の机・デスク・框立て(かまちだて、框建て、框組)・脚物・指物・角ホゾ・抽斗 ・吸付き桟


Since 2003-05-25 Moku-koubou Soutarou