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木工四方山話(Moku-koubou Soutarou)

最終更新日:2006-03-16


No.030【木の家具に使われる家具用材について】・・・2006-03-16


 木の家具に使われる木質系用材を、私なりに説明しておきたいと思います。


 家具用材(素材)の構成に着目し、分類・説明します。


【a:無垢材】

 伐採された木材(丸太)を、切断のみの加工で板材や柱材としたもの。
(家具の素材となる前に、接着などの加工は、無し。)

 木材の欠陥(節・入皮・虫食い)などを含む場合もあり、また、反り・曲がり・収縮が起きやすい傾向がある。
(家具にする時点では、反り・曲がり・収縮を克服するノウハウが重要。)


【b:集成材】

 伐採された木材を、繊維方向に細長く切断した角材を接着し、板材等にしたもの。

 木材の欠陥(節・入皮・虫食い)などを除外することが可能であり、また、無垢材に比べると反り・曲がりが起きにくい。
(家具にする時点では、収縮に対するノウハウのみ(?)が重要。)

 主材に集成材を使用した家具を”無垢の木の家具”と呼んで良いかどうかについては、賛否があると思う。


【c:合板】

 伐採された木材を、薄くスライスし、繊維方向が交互に直行する様に重ね合わせ接着した板材。
(一般的に、ベニヤと呼ばれているもの。)

 表面のみに奇麗な木材・高価な木材を使う事ができ、内部には、安価なラワンなどを使うのが一般的。

 無垢材に比べると反り・曲がり・収縮が非常に起きにくい。
(家具にする時点では、反り・曲がり・収縮に対するノウハウはほとんどいらない?。)

 主材に合板を使用した家具は”無垢の木の家具”ではない。


【d:パーティクルボードなどの】

 伐採された木材を、砕片(チップ)にし、接着剤を混ぜて固めた板材。
(無垢材をステーキとするなら、ハンバーグと思っていただければ分かりやすいのではないだろうか。)

 単独で家具に使う事は少なく、表面に合板を張り家具とする。

 無垢材に比べると反り・曲がり・収縮が非常に起きにくい。
(家具にする時点では、反り・曲がり・収縮に対するノウハウはほとんどいらない?。)

 主材にパーティクルボードなどを使用した家具は”無垢の木の家具”ではない。


 宗太郎の作る家具は、aの無垢材を使用した”無垢の木の家具”である。
(品質確保のため、bの集成材、及び、cの合板を部分的に使用することは、有り得ます。)

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